
2026年5月10日
伊香立地域農業体験活動
本日、+ONE事業「農業体験活動」を実施し、本法人ジュニアユースチーム FCH_LUCES U-15 の選手たち、そして比叡山+ONEサッカースクール生が参加しました。
今回の活動は、単なる田植え体験ではありません。
「人と人がつながること」
「地域と関わること」
「食の背景を知ること」
そして、サッカーだけでは学べない“人としての成長”を目的とした、大変貴重な学びの機会となりました。
子どもたちは朝から泥だらけになりながら田んぼへ入り、仲間と声を掛け合いながら約2時間にわたり田植えを行いました。最初は泥の感触に戸惑っていた子どもたちも、時間が経つにつれて自然と笑顔が増え、協力しながら予想以上の面積を植えることができました。素晴らしいチームワークでした。
また今回は、伊香立市民センター調理室をお借りし、伊香立のお米20kgを使って約135人分のご飯を炊きました。炊き立てのご飯を自分たちで袋に入れ、おにぎりを握って食べるという経験も行いました。
田植え後に食べるおにぎりは格別で、「最高!」「美味しい!」という声がグラウンド中に広がっていました。
ルセスの選手たちは、これまで栄養講習や食トレを重ねてきました。その中で、当たり前のように毎日食べているご飯が、農家の方々の見えない努力や準備、苦労の積み重ねによって食卓へ届いていることを、今回の“実体験”を通して学ぶことができました。
農家の松尾さんからも、「田植え当日よりも、ここまで準備する過程の方が大変」というお話がありました。目に見えない場所で支えてくださる方々の存在に気づくことも、子どもたちにとって大切な学びになったと思います。
知識として“知っている”こと以上に、自分の身体で経験し、“感じて学ぶ”ことには大きな価値があります。
中学生という多感な時期に、多世代交流を通して地域の方々とつながり、コミュニケーションを重ねる経験は、これからの人生において大きな財産になります。世代や立場を超えて関わることで、思いやりや感謝、社会性が育まれ、人としての成長へとつながっていきます。
また、このような地域協働の積み重ねは、地域活性化にも大きくつながると考えています。行政、企業、学校、NPO、地域住民、それぞれが強みを活かしながら協力し合うことで、人と人との関係性が深まり、地域に新たな価値や活力が生まれていきます。
そして、こうした“つながり”こそが、地域におけるソーシャルキャピタル(社会関係資本)の向上につながる重要な要素です。
人と人との信頼関係、助け合い、地域への愛着が育まれることで、地域全体の安心感や幸福感が高まり、持続可能な地域社会の形成へとつながっていくと感じています。
サッカーも同じく、自分ひとりでは成り立ちません。
仲間、保護者、地域の方々、日々支えてくださる多くの皆さまへの感謝を忘れず、これからも“人として成長できる環境づくり”を大切にしていきます。
今回の活動を通して、子どもたちはサッカーを離れた場所でも多くの学びを得ることができました。クラブとしても、競技力向上だけではなく、地域交流や食文化体験、多世代交流を通して、人間性を高める育成をこれからも大切にしていきたいと考えています。
このような素晴らしい機会を作ってくださった伊香立まちづくり協議会の皆さま、比叡山高校サッカー部の皆さま、スクール事務局の皆さま、そしてご協力いただいた全ての皆さま、本当にありがとうございました。
また、参加いただいた保護者の皆さま、運営スタッフの皆さま、おにぎり調理を担当してくださったスクール事務局の皆さまにも心より感謝申し上げます。
秋には稲刈り体験も計画しております。
ぜひご家族でご参加いただき、子どもたちの成長を共に感じていただければと思います。
今後とも、NPO法人 hieizan sports & culture Club ICHIGU の活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
■ 開催概要
イベント名:農業体験
開催日:2026年5月10日(日)
会場:大津市伊香立
主催:NPO法人 HIEIZAN sports & culture CLUB ICHIGU
参加人数:300名
